大橋家住宅
215年の歴史を誇る大橋家住宅は、倉敷町屋の典型を示す代表的な建物です。昭和53年には国の重要文化財に指定されましたが、当主の”先祖がお世話になった町へ恩返しがしたい”という想いから一般公開されており、現在美観地区で唯一入館する事ができる重要文化財です。金融業を兼ねた大地主として財をなし、江戸末期には庄屋を務めた大橋家の建物は、江戸天領の倉敷の繁栄そのものをいまに語り継いでいます。
阿智神社
鶴形山の山頂にある、倉敷を代表する神社のひとつ。その歴史はなんと1700年。鶴形山はかつて周りを海に囲まれた島だったことから、海の守護神であり交通交易・財宝・芸術・美の神といわれる宗像三女神が主祭神として祀られています。神社の境内からは白壁の町倉敷美観地区を一望できるほか、樹齢が日本最古レベルといわれるアケボノフジが4月下旬~5月上旬に見頃を迎えます。